今回のご依頼者:

施設長様

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ご相談内容:

大型保養医療施設の監視強化

施設タイプ 山の中腹に位置する大型保養医療施設
お困りごと 施設を利用者の無断外出や、行方不明になる事がある
ご要望 主要通路、施設周辺を監視したい
重要点 主要箇所に光学35倍スピードドームカメラを設置、構内LANケーブルでサーベランスPCにて遠隔制御
施設をご利用の方が門限に戻られない。(無断外出の結果、行先不明になることのないように)

施設としての過失を考えると、どうしても設備投資をする必要があると考えました。いざというときに検索するため、管理室で常に敷地内の動きを記録したい。

利用者が何百人という大型施設のため、今までに幾度となく行先不明などがあり、 警察の世話になった。今まで無事に解決したので過失まで行かな かったが、管理体制を徹底していく方向になり、防犯カメラ設備を導入することにしました。

対策:

敷地内の施設毎にスピードドームカメラを設置

地上10mに設置
6階建て屋上に設置
地上10mに設置

施工:

オートプリセットメモリー機能を主要箇所のカメラに設定

各カメラの主要監視箇所を20箇所メモリーします。メモリーした箇所を 自動的に巡回記録するシステムです。1台64箇所までメモリーが可能です。この機能を活用すると、離れた場所からズームやパンを手動であわせる場合 (時間がかかる)と比べ即座に自動確認が出来ます。
主要箇所だけを確実に監視するシステムで、たいへん便利で有効です。

地上10mの位置にコーナー取付金具を設置しています

アンカーボルトで8ケ所固定し、カメラの設置を行ないます。
コーナーに取り付けることにより、撮影有効範囲が増えます。
対象物までの距離が100m(最長で100m)離れていますが、光学35倍ズームで通常通り撮影できます。強風時にカメラがゆれることがないように設置する。

メンテナンス:

当初は構内LANのみで稼動していましたが、他の部署からもネットで見れるようにカスタマイズしました

インターネット上で確認できるように、IPアドレス等の設定を行ない 現在稼動していますが、ユーザー様で各映像の管理やパスワード の管理をしていただいております。現在メンテナンスは、スポットで動いています。(施工日: 2008年5月)

今回のポイント:

1.カメラが主張していないので、景観を損ねない

主要通路、主要施設のカメラで全てを管理しています。

2.インターネット上で映像を確認できる

構内LANのみの稼働で監視いていたが、他の部署の方も監視できるようになり、管理体制が強化されました。

3.光学35倍ズームの意外な効果

路上に駐車中の車両Noが確認できるため、交通障害となる場合など確認でき、早急に施設内アナウンス できる。